デリケートゾーン【においのチェック方法】ニオイの種類と病気

デリケートゾーンのにおいが気になる!どうやってセルフチェックするの?

トイレで下着をおろした時、お風呂に入ろうとした時、「もしかして私臭い!?」と思ったことはありませんか?意外とデリケートゾーンの体臭を気にしている女性は多くいます。

でも、アソコのニオイって正直わかりづらいですよね。脇や頭皮よりも気づきにくい部分だけに、余計ににおっていないか気になるものです。

そこで今回は、デリケートゾーンのニオイのチェック方法からニオイの種類まで、自分で確認する方法を紹介します。体臭が気にならない人は今後の予防策として参考にしてみてください。今臭っている人は、解消法を紹介するのでご安心ください。

デリケートゾーンのにおいの4つのチェック方法

まずは簡単に、陰部が臭っているかどうか確認する方法を紹介します。

方法1.ガーゼやティッシュでチェックする

デリケートゾーンのにおいをティッシュでチェック

ガーゼやティッシュはニオイを吸収しやすいため、陰部のニオイを簡単にチェックできます。その手順は以下の通りです。

用意するもの

  • ガーゼ(ティッシュ)×2枚

※陰部は洗っておいてください。

チェック方法

  1. ガーゼ(ティッシュ)を、2枚とも2cm幅の長方形に折りたたむ。
  2. 清潔な陰部にガーゼなどをIラインに貼り付ける。
  3. 2時間そのまま過ごす。
  4. ガーゼなどを剥がして、体臭を確認する。

このチェック方法でニオイがした人は、デリケートゾーンが臭っていと考えられます。
ガーゼなどではよくわからなかった人は、ぬるま湯で手を洗い、手で優しく触って体臭をチェックしてみましょう。

ガーゼなどと同じく、手が臭くなったら陰部が臭っている可能性があります。

方法2.パンツのシミで判断する

普段はいているパンツが黄ばんでいる人も、デリケートゾーンの臭いがしている可能性があります。
黄ばみがある場合は、「すそわきが」かもしれません。ただし下着は尿やおりものなどもつくため、黄ばみで判断するのは少し難しいです。

すそわきがの人は、ワキガ体質であることが多いです。

パンツの黄ばみでわかりにくかったら、Tシャツの脇の所をチェックしてみましょう。脇が黄ばんでいて、脇と陰部から独特の体臭がしたら、すそわきがと考えられます。詳しいにおいについては、この後ご説明します。

方法3.ジップロックを使って確認する

「ガーゼや黄ばみでは、わかりにくい!」と思った人もいるのではないでしょうか。そんな人は、ジップロックを使った方法をおすすめします。

これは先ほどの方法より、もっと詳しく臭いをチェック出来ます。

用意するもの

  • ジップロック

チェック方法

  1. 1日着ていた下着をジップロックに入れる。
  2. 入浴する。
  3. お風呂上がりにジップロックの中の体臭をかぐ。

ずっと来ている下着をかいでも、自分の体臭なので、鼻が慣れて判断しにくいです。
でも、ジップロックを使えば、自分の体臭を密封できます。お風呂で鼻もリセットされるため、自分のにおいもハッキリわかりやすくなるわけです。

方法4.彼氏に指摘された!デリケートゾーンのにおいは早めのケアが大切

これは彼氏の反応でチェックする方法になります。ラブタイムの時に「臭い」と言われるなど、相手が臭そうな反応だったらケアを始めた方が良いでしょう。

男性は、直接本人に「臭い」とは、彼女に言いづらいのではないでしょうか?
かといって、女性から「私って体臭きつい?」なんて聞くことも出来ませんよね。

だから、お手入れするのに越したことはありません。彼とギクシャクしないためにも、エチケットとしてケアを始めてみるのも良いでしょう。

このニオイだとまずい?デリケートゾーンの7種類のにおい

先程お話したセルフチェックで体臭が無ければ、予防策だけでOKです。
でも体臭がした場合は、どんな臭いがしたのか確認する必要があります。陰部の体臭には、いくつか種類があり、それぞれ原因が異なります。

種類1.酸っぱいチーズのような時

おりものは正常な状態だと、酸っぱいチーズのような臭いがします。乾燥すると強まりやすく、ホルモンバランスの変化で、多少変動することもあります。

膣内の常在菌が酸性に保ち、雑菌を殺菌してくれているのですが、この菌が酸っぱい臭いの原因です。この場合はあまり気にしなくても良いでしょう。

種類2.垢をこすったようなにおい

汗と皮脂が混ざると、雑菌が増えやすくなります。ムレなどでもわっとすることがありますが、刺激臭ではありません。

種類3.イカ・雑巾のニオイはお手入れ不足

酸っぱいにおいだけでなく、イカや生乾きの雑巾のにおいがする人は、ちゃんと洗えていない可能性が考えられます。雑菌や恥垢がにおいの原因です。

デリケートゾーンの垢のことを「恥垢」と言います。恥垢が溜まると、強い腐敗臭がする時があります。恥垢をエサに雑菌が繁殖する場合もあるので、清潔にすることが大切です。

種類4.アンモニアのような刺激臭

トイレの後、キレイにしていないとアンモニア臭がすることがあります。

その他にも内臓が弱ると、体内のアンモニアを解毒できずに、汗にアンモニアが混ざることがあります。便秘の時も起こりやすいです。

種類5.生臭い時は生理の経血が原因!?

生臭い、鉄っぽい時は、生理の経血が関係している可能性があります。生理前後に強くなる人が多いです。生理が終わると同時に治まるのが特徴です。

種類6.魚の腐敗臭

魚の腐敗臭や生ごみのにおいは、性病かもしれないので要注意です。

性行為によりパートナーから感染したことが原因です。ツーンとする、目に染みるような、強い刺激臭が起こります。

痒みやおりものの異常があれば、細菌性膣炎などの感染症も考えられます。おりものが「緑っぽい」「白い」「ポロポロ」などの症状があれば、婦人科を受診するようにしてください。

種類7.納豆・玉ねぎ・鉛筆の芯のニオイ

納豆、玉ねぎ、鉛筆の芯などの臭いがする人は、「すそわきが」の可能性が高いです。
他にも以下のチェック項目に当てはまる人は、すそわきがかもしれません。

  • 下着が黄ばむ
  • 耳垢が湿る
  • 身内にわきがの人がいる
  • 足裏に汗をかく
  • アンダーヘアが多いなど

わきが体質の人はアポクリン腺という汗腺が発達しているのが特徴です。
この汗腺は、デリケートゾーン、脇、乳首などに、多く分布します。毛包部分にあるため、アンダーヘアの多い人もにおいやすくなります。

デリケートゾーンのにおいがする!何の病気が考えられるの?

デリケートゾーンのにおいは病気で起こっている可能性もありますが、具体的にどのような病名や身体の不調が原因となるのか確認していきましょう。

初めに、膣内や外陰部が直接病気にかかっている場合から解説していきます。

細菌性膣炎

膣内の菌バランスが崩れ、善玉菌より悪玉菌が多くなり発症します。

善玉菌である乳酸菌「デーデルライン桿菌」は膣内を弱酸性に保ち、悪玉菌の膣ガルドネラ菌やブドウ球菌などから守ってくれています。これを自浄作用と言います。

細菌性膣炎にかかると、おりものの量が異常に増加します。魚の生臭いにおいが特徴です。

色は灰色や黄色になる、水っぽくなったりベトッと粘着性をもつこともあります。強いかゆみも伴う疾患です。

細菌性膣炎になる原因

ストレス・疲労・体調不良・ホルモンバランスの乱れなどによって、膣内の自浄作用が低下すると起こりやすくなります。
これは、悪玉菌の増殖が原因です。デリケートゾーンの洗い過ぎや間違った膣内洗浄などで、善玉菌まで洗い流すと起こりやすくなります。

細菌性膣炎の治療方法

医療用の膣内環境に配慮された膣洗浄ジェルを使い雑菌を洗い流します。

医療用の膣洗浄ジェルは菌バランスを崩しにくいような成分でできています。その後、抗生物質や膣坐薬、内服薬などの医薬品で治療します。

細菌性膣炎の予防対策法や注意点

「生活習慣の見直し」「正しい洗浄法」「医薬品」の3つで対策していきます。

まず生活習慣を整えるようにしましょう。
ストレスや疲労、睡眠不足や運動不足、食事バランスの悪化などは、細菌性膣炎の再発リスクを高めやすくするからです。

デリケートゾーンや膣内の環境を良くするために清潔な状態を保ってください。石鹸はデリケートゾーン専用のものを使用し、ナイロンタオルではなく手や指で優しく洗います。

温水洗浄便座「ウォッシュレット」のビデの使用回数を減らしてください。必要な善玉菌を減らしてしまう恐れがあるからです。

ビデは、経血がアンダーヘアなどに残りやすい生理中や、おりものの多い時だけ使用すると良いでしょう。

そして病院の処方薬を使用して治療を進めます。

カンジダ膣炎(膣カンジダ症)

カンジダ菌は真菌(カビ)の仲間で、本来女性の膣内に存在しています。
しかし自浄作用や免疫力の低下でカンジダ菌が異常繁殖すると「カンジダ膣炎」にかかります。

陰部から強い悪臭を発し、白い酒粕やチーズのようなボソボソとしたおりものが出ます。排尿時や性交時に激しい痒みを感じる場合もあります。カンジダ膣炎にかかる女性は多いです。

カンジダ膣炎になる原因

カンジダ菌の増殖が原因となります。

ストレスや疲労による免疫機能の低下、膣内を正常に保つ菌バランスが乱れると、デリケートゾーンのカンジダ菌を減らしにくくなります。
ムレや汗による高温多湿の環境も、カンジダ菌を増殖させるので要注意です。

その他にも、風邪などの治療で使用する抗生物質・生理前・出産・ピルなどによるホルモンバランスの乱れも、膣内環境を悪化させ菌を増やしやすくします。
性交経験に関係無く起こり、約2割強の女性はかかった経験があるとされています。

カンジダ膣炎の治療方法

医療現場で使用されている膣内洗浄器でカンジダ菌を洗い流し、菌を抑制させる医薬品で治療します。膣坐薬や軟膏・クリーム、内服薬があります。

原因がはっきりしている病気なので、治療がスムーズに進みやすいですが、自己判断で治療を中断すると悪化や再発リスクが高まるため気を付けてください。軽度のカンジダ膣炎であれば自然治癒することもあります。

カンジダ膣炎の予防対策法や注意点

免疫力が低下すると再発リスクが高まるため、生活習慣を見直すようにしましょう。

食事や睡眠、適度な運動を整えてください。しっかり休養することも大切です。糖尿病の人はカンジダ膣炎の発症率が高く、重症化しやすいため注意してください。

デリケートゾーンを清潔にしておくことも大切です。
通気性の良い綿素材やシルク素材の下着にかえたり、ナプキンやおりものシートを2~3時間毎に交換するようにします。下着やナプキンによるムレは、カンジダ菌の増殖に繋がるので衛生面に注意しましょう。

※デリケートゾーンの洗い過ぎは要注意!
清潔にしたい気持ちはわかりますが、洗い過ぎはデリケートゾーン・膣内のデーデルライン桿菌を減少させてしまいます。専用石鹸と手指で優しく洗浄しましょう。

トリコモナス膣炎(膣トリコモナス症)

性感染症(STD:SexuallyTransmittedDisease)のトリコモナス膣炎は、トリコモナス原虫という微生物に感染することが原因で感染します。
潜伏期間は6か月以内、感染者の約2~5割は症状に気づきません。

多くの女性は性交渉が原因で感染しますが、お風呂やプールで感染する場合もあります。
おりものの色が泡状で黄色や黄緑色になり、強いにおいとかゆみを発するのが特徴です。排尿時に強い痛みを起こすケースもあります。

トリコモナス膣炎になる原因

性交渉・お風呂・プールなどでトリコモナス原虫に感染して発症します。
共有のイスやタオル、下着が原因となる場合もあるので要注意です。ごく稀に出産時の母子感染も原因となります。

トリコモナス膣炎の治療方法

約10日で発症することが多いですが、検査は感染後約3日間で行えます。
膣内の膿を採取しトリコモナス原虫がいるかいないか調べます。男性は尿道の膿を検査します。

トリコモナス膣炎に感染していれば、膣坐薬や経口薬などの薬物療法でトリコモナス原虫を除去します。
トリコモナス膣炎の原因であるトリコモナス原虫がいなくなれば、おりものやにおい、痒みなどの症状は徐々に緩和します。

症状が落ち着いても治療を中断しないことが大切です。

トリコモナス膣炎の予防対策法や注意点

トリコモナス膣炎は、ほとんど性行為によって感染します。コンドームを使用し、不特定多数の性行為を避けるようにしましょう。
さらにトリコモナス原虫は水中でも生存率が高いため、プールや温泉(お風呂)などでも感染する可能性があります。

しかし、トリコモナス原虫は乾燥に弱い微生物なので、自宅のお風呂なら衛生面を心がけておくことで予防対策可能です。
水回りを綺麗に保つ、タオルを塗れたまま放置しないようにしましょう。

入浴後は室内乾燥機や換気扇を回し水気を無くしておく、使用済みタオルを毎回洗濯することが大切です。
トリコモナス膣炎の治療時に内服薬を服用している人は禁酒しなくてはなりません。アルコールを分解する能力が低下しやすくなるからです。

クラミジア感染症

クラミジア感染症も性病の一つです。「クラミジアトラコマチス」という菌に感染して発症します。
ほとんどの人が感染初期は無自覚無症状ですが、おりものが水っぽく緑色になりニオイを発する、下腹部痛や性交痛を感じる場合もあります。デリケートゾーンの他、喉に感染する場合もある病気です。

クラミジア感染症になる原因

性行為によってクラミジアトラコマチス菌に感染したことが原因です。

クラミジア感染症の治療方法

抗生物質を約5日間内服して治療をすすめます。

炎症・発熱・腹痛などの症状が強い時は、数日間点滴治療を行います。治療期間は個人差があり数ヶ月かかる人もいます。

クラミジア感染症の予防対策法や注意点

クラミジアクラミジアトラコマチス菌は弱い菌なので、性交渉以外で感染する確率は低いです。
しかし抗生物質に耐性が強いため、再発時は悪化しやすく完治しにくいため要注意です。経口感染する可能性もあり、徹底して避妊具を使用することをおすすめします。

とくに男性は感染時に自覚症状が現れにくいため、女性が感染し発症した際はパートナーも一緒に病院で検査するようにしましょう。

淋病

性感染症(STD)の一種である淋病は、淋菌に感染して起こります。

性行為後数時間~数日で発症します。自覚症状が出ない女性は多いですが、黄色く膿んだようなおりものや、においが強くなるなどの症状が出て気づくケースがあります。

クラミジア感染症同様、オーラルセックスで喉にうつりますが喉は症状が出にくいです。
子宮・卵巣・膀胱にまで感染の恐れがあり、不妊や子宮外妊娠の原因となります。他の感染症の合併リスクも高まります。

淋病になる原因

性行為により淋菌に感染したことが主な原因です。射精の有無に関係なく感染します。

淋病の治療方法

約2週間、抗生物質による投薬治療を行います。
近年は抗生物質に耐性のある菌が増加しているため、完治に時間がかかる場合もあります。医師の判断に従い最後まで治療を続けて行きましょう。

淋病の予防対策法や注意点

クラミジアの菌と同じく淋菌も弱い菌ですが、3人に1人強の割合で感染します。まれに家族間で感染する場合もあるので要注意です。

妊婦さんが淋菌に感染している場合は、出産時に母から子へ感染する恐れもあります。淋菌性結膜炎や角膜潰瘍になる可能性もあります。

尖圭コンジローマ

尖ったイボが外陰部に発生するので自覚しやすい病気です。

尖圭コンジローマは、デリケートゾーンや肛門周辺に尖ったイボができる病気です。
イボは白色・ピンク色・黒色・褐色など様々で、直径1~3mm程度の大きさをしています。乳首や鶏のとさか、カリフラワーのような見た目をしています。

自覚症状はほぼありませんが、おりものの量や増加し、においも少しします。性交時に痛みを伴う場合もあります。

尖圭コンジローマになる原因

尖圭コンジローマは、HPV(ヒトパピローマウイルス)のウイルス感染によって起こります。
HPVには数多くの種類が存在し、尖圭コンジローマの原因ウィルスは、セックスなどで皮膚や粘膜の小さな傷に侵入して感染します。

すぐにイボが出来ず、感染後約3ヶ月弱で出現します。痒みや痛みが出にくく、感染時期や感染経路を特定しにくい病気です。

尖圭コンジローマの治療方法

尖圭コンジローマの治療は、薬物治療と外科的治療の2種類あります。
イボの発生する位置や症状に合わせて医師と治療法を決めるようにしましょう。

薬物治療の場合は病院で処方してもらった塗り薬を塗って治療します。
75の国と地域で使用されている医薬品なら保険適用で治療可能です。外科的治療では手術を行います。どれも日帰り入院で終わります。

尖圭コンジローマの主な外科的治療
凍結療法 液体窒素でイボを除去
電気焼灼 電気レーザーで焼き切る
炭酸ガスレーザー蒸散 レーザー光線で除去
外科的切除 イボを切除

凍結療法以外は麻酔をしてもらえます。痛みや傷跡を伴う恐れがあります。
イボが取り除かれてもウィルスが残っていれば再発する、治療が長期間に伸びる可能性もあります。完治するまで治療を続けてください。

尖圭コンジローマの予防対策法や注意点

放置したままにしていると、イボが発生する面積が増えやすくなります。

パートナーも感染している可能性があるので、一緒に婦人科を受診するようにしましょう。
自分が完治してもパートナーの治療が終わっていないまま性交渉をすると、再発する恐れがあります。

デリケートゾーンのにおいがする病気は自宅で検査できる!

デリケートゾーン異臭がする時やおりものに異常がある場合は、すぐ病院を予約してすぐ受診してください。
しかし仕事などで忙しくスケジュールに余裕が無い時もあると思います。その場合は自宅でデリケートゾーンの病気をセルフチェックする方法があります。

専用の検査キットが販売されており、カンジダ膣炎・トリコモナス膣炎・クラミジア感染症・淋病などを検査可能です。

査定項目により検査セットの値段は違いますが、相場は約10,000円です。

ただし自宅用の検査キットはあくまで簡易版なので正確性が低く、一つの目安と捉えておきましょう。時間に余裕が出来たら婦人科へ行き、専門の医師に検査診察してもらってください。

デリケートゾーンのにおいは子宮の病気の可能性もある

子宮が何らかの病気にかかっている際も、デリケートゾーンからにおいがすることがあります。

主な病名は子宮頸がんと子宮内膜症の2つです。各病気の特徴や原因、治療法について確認していきましょう。

子宮頸がん

子宮の入り口付近の子宮頸部に発生するがんです。

尖圭コンジローマと同じく「ヒトパピローマウイルス(HPV)」によって起こります。性行為による感染がほとんどで、80%の女性がHPVの感染経験があるとされています。

HPVウィルスにはリスクの低いものと高いもの2種類あります。

感染はほぼ一過性のため子宮頸がんへ発展する割合は低いです。子宮頸がんへと進行するのは、高リスク型HPVに感染した女性の0.1~0.2%です。

初期段階は自覚症状がほぼありません。
進行すると、おりものから魚の腐ったような臭いがし、生理でもないのに不正出血が起こる、水のようで褐色や緑色のおりものが出るため気づきやすいです。

生理期間が長引く、生理が思いと感じる人もいます。
性交痛や骨盤の痛みを感じることもあります。血尿や血便、頻尿なども起こります。倦怠感などの症状も伴う疾病です。

子宮頸がんになる原因

ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染することで発症します。喫煙も危険因子の一つとされています。

子宮頸がんの治療方法

最初は異形成といって5~10年の前がん状態が続きがんへと変わります。進行具合により治療法が異なります。

初期段階 手術をしたのち経過観察する。
進行が進んている場合 放射線治療・化学療法も行う。
末期がん 痛みを緩和する治療がメインとなる。

早期発見出来ればがん化を防げます。

子宮頸がんの予防対策法や注意点

子宮頸がんの原因となるHPVに感染する女性は多いですが、初期症状はほとんどありません。
2年に1回ペースで定期健診を受け、早期発見することが予防対策法となります。タバコは子宮頸がんリスクを上げるため、禁煙することも大切です。

子宮内膜炎

子宮内膜に病原菌(クラミジアトラコマチス菌・淋菌・ブドウ球菌・大腸菌・結核菌など)が感染し炎症したことで起こります。妊娠出産後にも発症しやすいです。

おりもののにおいが強くなり、色が黄色っぽく膿んだようになり、不正出血する場合もあります。発熱・下腹部痛・腰痛・排尿時の痛みなどの症状も出やすいです。

子宮内膜炎が慢性化すると自覚症状が無いまま、生理経血が減る無月経などを起こしやすく、不妊になる恐れがあります。

子宮内膜炎と子宮内膜症は混同されやすいですが違う疾患です。
子宮内膜炎は細菌感染によって起こるのに対し、子宮内膜症は本来子宮内に存在していない子宮内膜が、卵巣や卵管に出来る症状を言います。

子宮内膜炎になる原因

クラミジアの菌や淋菌などに感染して起こります。

ほとんどが子宮頚部から子宮内に病原菌が侵入して感染するが、血液・リンパ液・腹腔から感染する場合もあります。

ごく稀ですが、同じタンポンの長時間使用などで衛生状態が悪くなる時も感染しやすいです。出産後は子宮頚管が開くため菌が侵入しやすく感染リスクも高まります。

子宮内膜炎の治療方法

血液検査などで原因となる病原菌を特定し、原因菌に適した抗生物質や外用薬で治療します。

早期治療すれば悪化を防ぎやすくなります。症状が悪化している時は抗生物質の点滴投与で治療を行います。

子宮内膜炎の予防対策法や注意点

デリケートゾーンを清潔にし、細菌感染から守ることが大切です。かといって、洗い過ぎや間違った膣内洗浄は、善玉菌まで洗い流してしまい、抵抗力を弱らすのでやめましょう。正しく洗浄してくださいね。

タンポンを長時間使用しないようにしましょう。
とくに子供を出産した後は感染しやすいので注意してください。性行為によって感染するケースもあるため、避妊具を使用し予防対策に努めてください。

内臓が原因でデリケートゾーンのニオイがする場合もある

デリケートゾーンのにおいの原因は、デリケートゾーンや子宮以外に、内臓機能の低下によっておこることもあります。
体内の解毒作用を司っている臓器や、消化や呼吸に関する臓器が関連します。

腎臓

腎機能の低下は身体の毒素機能の低下と関係しているため、腎機能が低下するとアンモニアの分解がスムーズに行きにくくなります。未分解のアンモニアはデリケートゾーンの汗として排泄されることになります。

デリケートゾーンは下着と密着性が高く、ナプキンやオリモノシート、ストッキングなどでムレやすい箇所のため、アンモニアを含んだ汗が蓄積されやすいです。そのためデリケートゾーンからアンモニアのにおいを発しやすくなるわけです。

腎臓の機能が落ちると、尿が赤く濁ったり泡だったりします。浮腫や血圧上昇、排尿トラブルも併発します。

腎臓の病気になる原因

急性腎不全や慢性刃部全など腎臓系の疾患による場合や、交通事故などによる腎臓損傷が原因となります。

腎臓の治療方法

通常はタンパク質・水分・塩分・カリウムなどの食事制限と薬物療法で治療を進めます。重度の場合は人工透析が行われます。

腎臓の病気の予防対策法や注意点

腎臓系の病気は症状がわかりづらく無自覚な場合が多いです。定期的な健康診断による早期発見が大切です。

肝臓

肝臓も体内の毒素の解毒と関係が深い臓器です。
そのため肝臓が不調の時は、分解されなかった有害物質が体内に蓄積されにおいを発しやすくなります。
デリケートゾーンからは、カビやドブのようなにおいがするのが特徴です。

風邪と症状が似ているため、発熱や倦怠感、食欲低下や吐き気などの症状も出ます。
肌が黄色くなる、目の白い部分が黄色っぽくなる黄疸や、アルコールに弱くなる場合もあります。

肝臓の病気になる原因

肝炎など肝臓自体が病気にかかっている、アルコールの多飲や脂質の多い食事が原因となります。高血圧、疲労・ストレスから来る自律神経の乱れでも起こりえます。

肝臓の治療方法

肝臓の不調は初期段階であれば、お酒を控え、食事療法するだけで対策可能です。

オルニチンやクエン酸など肝臓にアプローチが望める栄養素を摂取するのもおすすめです。

肝臓の病気の予防対策法や注意点

肝臓への負担を軽減させるために暴飲暴食をやめ、アルコールを控えてください。定期健診の受診も重要です。

胃腸

胃腸の調子が悪いと消化不良を起こしてしまいます。

食べ物が未消化のまま以内に残り、胃酸によって発酵されると腐乱臭を発しやすくなります。

血液中に溶けたにおいの物質は、汗として発汗されるためデリケートゾーンが臭くなるのです。胸やけ・吐き気・げっぷなど胃周辺や、腹痛や腹部のだるさなど腸周辺の違和感も伴います。

胃腸の病気になる原因

ストレスや疲れで胃腸が痛くなったり、暴飲暴食、夜食など、食事バランスやリズムの崩れも影響します。胃炎や大腸炎など直接的な疾患、ピロリ菌の感染も原因となります。

胃腸の治療方法

原因により治療法は異なります。

ストレスや疲労で胃腸が弱っている場合はなるべく、原因を排除し積極的に休養してください。
胃腸に疾患がある際は病院で治療した方が良いです。

ピロリ菌を減らす治療法もあります。胃酸分泌の抑制、胃腸の粘膜保護の医薬品で治療する場合も多いです。

胃腸の病気の予防対策法や注意点

ストレスや疲れは溜め込まず、こまめに解消してください。胃腸の調子が悪い良きは、脂質の多い食事や刺激物、カフェインの摂取を控えましょう。

肺が正常に働かないと体内に老廃物が溜まりやすくなります。
そのまま放置していると炎症や肉の腐敗臭、生臭いにおいなどを発しやすくなります。

咳や痰の増加、痰に血液が混ざるなどの症状も起こりやすくなります。その他にも、気管支炎・呼吸困難・鼻炎・発熱・胸の痛みなどを伴う場合があります。

肺の病気になる原因

肺が不調を起こすのは病気の種類により原因も違います。

原因となる病気には、風邪やぜんそくのように呼吸器系のトラブルや、結核菌に感染して起こる肺結核が挙げられます。

膿胸の場合は胸腔が細菌に感染することで起こります。タバコの吸い過ぎも原因になるので注意しましょう。

肺の治療方法

上記で挙げたように肺の異常は、機能低下や感染症などが原因にあり、それぞれ治療法が違います。喘息は吸入治療がメインとなり、肺結核は投薬治療を行います。

肺の病気の予防対策法や注意点

生活習慣の見直しで改善する方法があります。肺や呼吸器系が不調の際は禁煙に努めてください。
そして乾燥させないよう湿度に気を使うことも大切です。

動物性脂質である肉や魚、乳製品はなるべく控えてください。発汗作用が望めるネギや生姜、食物繊維が豊富なキノコなどがおすすめです。

チェックしたら臭かった!デリケートゾーンのにおいの解消法

今回紹介したチェック方法で、においが気になった人は対策をしていきましょう。

基本的には陰部を清潔にすることが大切です。そして体内からもしっかりケアして、ニオイがしにくい体づくりをしていきましょう。

  • 通気性の良い下着にかえる
  • 生理用品などはこまめにかえる
  • 適度にビデを利用する
  • 規則正しい生活をする
  • 陰部専用ソープで洗う
  • デオドラントを使う

他にも専用のアイテムを使う方法もあります。

石鹸やデオドラントについては、私も色々試した経験があります。また、このサイトの中でも紹介しているので是非参考にしてみてください。