陰部のしこり【市販薬で治る?】薬局やドラッグストアの軟膏5選

お風呂やトイレで、デリケートゾーンに何か手に触れるものが・・・ふとした瞬間にしこりを発見したという人もいるのではないでしょうか。

陰部にできものが出来ると気になりますよね。かといって病院に行くのも、大事なところを見られるので、なるべく市販薬で治したいものです。私も病院に行かずに自分で治したいと思ってしまう方です。

「薬局で手軽に買えたらいいな」と思ったので、このページでは薬局やドラッグストアに「陰部のしこりに効く薬」があるのか調査しました。

薬局やドラッグストアで買えるの?陰部のしこりの市販薬を調査

市販薬といってもいくつか類があり、副作用なども異なります。まずはどんなタイプがあるのか見て行きましょう。

パッケージや容器に「第○医薬品」と書いてあるのを見たことがありませんか?これを見ればその薬が何の分類なのかわかります。

医薬品の分類の表

分類 販売者 販売方法 販売時の説明
要指導医薬品 薬剤師 対面 義務
第1類医薬品 薬剤師 対面・通販 義務
第2類医薬品 薬剤師・登録販売者 対面・通販 努力義務
第3類医薬品 薬剤師・登録販売者 対面・通販 なし

このように薬は種類によって販売にルールがあるのです。要指導医薬品や第1類医薬品は、薬剤師さんのいるお店で薬の説明を受けないと買えません。一方で、第2類医薬品や第3類医薬品は、登録販売者の方からも買えるので、入手しやすいのが特徴です。

薬局やドラッグストアで買える!陰部のしこりの市販薬5選

市販薬1.ドルマイシン軟膏

ドルマイシン軟膏は「コリスチン硫酸塩」と「バシトラシン」という2つの抗生物質が入っています。これらの成分が肌の奥にいる細菌にアプローチします。

陰部のしこりにはいくつか種類があり、どのできものにも効くわけではありません。しかし黄色ブドウ球菌が毛穴などに感染して、起きるできものには効果が望めます。

毛嚢炎やバルトリン腺炎の炎症系のしこりや、クラミジア感染症や淋菌感染症などに期待がもてます。

使用方法 1日1回〜3回、患部に直接塗る(ガーゼで添付する)
値段 648円/6g、648円、1,080円/12g(税込)
使用上の注意点 アレルギーのある人は控えること。使用上の注意をよく読むこと。

市販薬2.テラマイシン軟膏

皮膚科でも処方される医薬品です。比較的副作用のリスクも低くよく使われている塗り薬です。オキシテトラサイクリンとポリミキシンBの2つの抗生物質が入っています。

炎症や化膿の防止や黄色ブドウ球菌の殺菌効果が望めます。ステロイドは含まれていないのでステロイドの副作用はありません。

陰部に使用する人もいますが、かぶれなどの症状が出たら使用を中断してください。

使用方法 1日数回、患部に適量を塗る。
値段 810円/6g(税込)
使用上の注意点 用法用量を守ること。目には入らないようにすること。

市販薬3.クロマイ軟膏AS

2つの抗生物質配合で、化膿した湿疹や炎症に使われる薬です。陰部以外にも多くの肌トラブルに使用されます。 ジュクジュクの湿疹やカサカサ肌にも使いやすい定番の塗り薬です。

抗炎症が望めるプレドニゾロンと言うステロイドも入っているので、痛みのあるおできにも期待がもてます。説明書の「効能・効果」には毛嚢炎と書いてあります。

使用方法 1日1回~数回、適量を患部に塗る。
値段 1,026円/6g(税込)
使用上の注意点 目に入れないこと。長期連用はしないこと。

市販薬4.ベルクミン

消炎や解毒作用のある、オウバクやウコンの入った塗り薬です。ただれ、すり傷、出血などさまざまな症状に用いられます。熱をもつ皮膚疾患に効果が望め、毛嚢炎に使われることもあります。

使用方法 患部に直接塗る(ガーゼで添付する)
値段 980円/20g(税込)
使用上の注意点 用法用量を守ること。目に入らないようにすること。

市販薬5.オロナイン

ひびやあかぎれ、ニキビなど多くのお悩みに使われている塗り薬です。昔から親しまれてきた軟膏薬なので知っている人も多いでしょう。抗菌力や殺菌力が望めます。

ただしビキニライン以外の、大陰部や小陰部には適しません。膣内にクリームが侵入して、自浄作用を落とす可能性があるからです。自浄作用とは膣内環境を良いものに保つ機能です。したがってデリケートゾーンへ、安易に使用しないようにしましょう。

使用方法 患部に直接塗る(ガーゼで添付する)
値段 440円/30g、 940円/100g
1,800円/250g、3,200円/500g(税込)
使用上の注意点 クロルヘキシジンでアレルギー症状が出た人は使わないこと。
ただれやかぶれには使用しないこと。

市販薬はどうやって陰部のしこりに塗ればいいの?

しこりに塗り薬を塗る時は、必ず肌をきれいにしてから使いましょう。薬剤師さんから「たくさん塗るように」と言われない限りは、薄く伸ばすように塗ります。

商品によって用法用量が異なることもあるけど、基本的には1回にたっぷり塗るより、こまめに塗った方が良いです。

「起床時、昼、就寝前」の3回が基本です。症状が良くなれば塗る回数を減らしていきます。

デリケートゾーン向けの市販薬の5つの注意点

市販薬を買って個人で使用する場合は、注意点がいくつかあります。購入時に説明書にも記載されていますが、基本的に気を付けておきたいポイントを紹介します。

注意点1.妊婦さんは医師に相談する

妊娠している人や妊婦さんの使用はオススメしません。もし薬局などの薬を使う時は、産婦人科の先生でもいいので相談してみてください。使いたい薬の名前や、症状なども詳しく話すと、より的確なアドバイスをもらえるでしょう。赤ちゃんへの影響などがあったら大変なので、安易に自己判断で使わないでくださいね。

注意点2.薬にアレルギーのある人は薬剤師に相談する

薬を使ってアレルギー反応が出たことがある人や、塗り薬で肌トラブルを起こしたことのある人は、自己判断で使用しないようにしましょう。

薬局やドラッグストアには、薬剤師や登録販売者が常駐していることが多いです。購入前に相談してから、使うと心おきなく使えます。

注意点3.悪化した陰部のしこりは病院に行く

もし市販薬で症状が悪化したりする時は、すぐに婦人科へ行くようにしましょう。デリケートゾーンのしこりは、顔のようにただのニキビではないことが多いです。自分で治せないできもの、あるいは間違った薬を使ってしまっているとも考えられます。

症状が悪くなった時は放置せずに、病院へ行くようにしてくださいね。

注意点4.陰部のしこりが良くならない時は使用をやめる

4日〜5日使っても、改善されない時も病院の受診をオススメします。市販薬で治らない時は、性病などの可能性が考えられるからです。症状が悪化しないうちに医師に診てもらってください。

注意点5.デリケートゾーンの粘膜部分には使用しない

市販薬は粘膜部分である膣内に入らないようにしましょう。膣内は刺激に弱いため、荒れてしまうからです。しこりを治すために塗ったのに、別の症状が起こり、悩みが増えることのないようにしてください。

陰部のしこりは薬局やドラッグストアの市販薬で治さない方が良い!?

今回は、陰部のしこりに使える市販薬について紹介しました。薬局やドラッグストアで、効果があって気軽に塗れるものがあれば良いなと思い調べたけど、市販薬で治すのは難しいとわかりました。

デリケートゾーンのしこりは、炎症や感染症など種類も多いし、治療方法も細かく分かれているからです。それに使用上の注意点も多く、扱いにくい点も気になります。市販薬で探すなら、最初から病院に行って診てもらう方が早く治るでしょう。

もし陰部にできものができて異変を感じたら、なるべく医療機関を受診するようにしましょう。